須原隆一
須原隆一

須原さん3兄弟が営む「ひょうたん農場」では、長男の隆一さんと三男の賢三さんが米づくりを、次男の秀次さんが畜産(牛肉)を担当されています。

「水がきれい」「昼と夜の寒暖の差が大きい」という酒米作りに適した環境のなかで隆一さんが目指すのは、お酒がうまく醸されるための条件ともいえる「心白」がきれいに現れる酒米を、一粒でも多く稔らせること。そのために「決して勘だけに頼ることはしません」と、土壌の成分を測定する器具を駆使し、水や栄養分がよくまわるふかふかの土を育て、保つことに常に注力されています。

稲わら・牛糞・籾殻と米ぬかを混ぜて熟成させた堆肥の原料は、すべて農場内で調達されたもの。牛の飼料となる稲わらが作られているので、飼料→牛糞→堆肥→作物、そして再び飼料へと循環が成立。ご兄弟それぞれの仕事が絡みあって、農場に不可欠な「土」ができあがっているのです。

酒米作りのやりがいについて、「しっかり育て上げた米でうまい酒をつくってもらえれば、それで満足です!」と隆一さん。今年のお酒も楽しみです!

ひょうたん農場 須原隆一

WEB:ひょうたん農場FBページ

生産している酒米
五百万石

この酒米による製品
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